« デジカメ修理 Panasonic DMC-FX35 ローパスフィルタのゴミ清掃 | トップページ | Tokina AF 20-35mm F3.5-4.5 ジャンクレンズ分解修理 »

2019年12月 6日 (金)

Canon 100mm F3.5 ライカLマウント ジャンクレンズ分解修理

キヤノン レンジファインダーカメラ用のレンズです。

キヤノンカメラミュージアムによると、1960年発売のレンズのようですね。

このレンズ、いつものとおりのジャンク品なので、問題アリアリな訳です。

ぱっと見る限り後群レンズは清掃されているのか綺麗ですが、前群にカビ少々アリでした。

さらに話を聞けば、ピントがめちゃくちゃ甘くてボケボケとのことでした。

早速試し撮りしてみましたが、、見てのとおりソフトレンズみたいで、

周辺画像も流れてますね。

Dsc08780before

このままじゃ使えないので、分解して調べてみましょう。

Inkeddscf1055_li

まずは鏡筒先端を持ち、矢印の方向に回します。

これで鏡筒は二つに分解できます。

さらにカニ目回しでレンズを外してゆきます。

Dscf1051

特にレンズが一枚足りないとか、斜めに取付けてあるとかは無さそうでした。

だとすると、レンズの向きが間違って取付けてある可能性が高そうです。

いろいろ確認してみると、レンズの向きが逆でも取付けられるのは、

以下の赤丸で囲ったレンズとスリーブでした。

Inkeddscf10501_li

 

このスリーブとレンズ、それぞれを前後逆にして取付けてから全体を組み直して試し撮りです。

Dsc04762after

シャープな写りですね。ちゃんと写るようになりました。

Dsc0884001

 

 

 

« デジカメ修理 Panasonic DMC-FX35 ローパスフィルタのゴミ清掃 | トップページ | Tokina AF 20-35mm F3.5-4.5 ジャンクレンズ分解修理 »

ジャンクカメラ、ジャンクレンズ」カテゴリの記事

ジャンクカメラ、レンズ分解修理編」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« デジカメ修理 Panasonic DMC-FX35 ローパスフィルタのゴミ清掃 | トップページ | Tokina AF 20-35mm F3.5-4.5 ジャンクレンズ分解修理 »