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2019年12月 8日 (日)

Tokina AF 20-35mm F3.5-4.5 ジャンクレンズ分解修理

いつものとおりジャンク300円のレンズです。

Dsc00012t

カニ目レンチ跡が若干残っているので前のオーナーが清掃したのかもしれません。

前群の光学系は綺麗でしたので試し撮りをしてみることに。

結果は、、なんかボケてますね~

Dsc04759before

やっぱりジャンクですね(^^;

ボケの理由を探すための分解開始です。

まずは、化粧リングを外します。

Inkeddscf1004_li

化粧リングを外すとカニ目レンチが掛けられる溝が見えますので回します。

これで前群のレンズユニットがごっそり外れました。

Inkeddscf1005_li

ここから先はカニ目回しで前群レンズを分解してゆきます。

その際、気になったのが赤枠のレンズです。

このレンズは枠の中にはめ込まれているだけなのですが、

固くて外れません。しかも斜めにはまっていて角がひっかかっているようです。

けがき針でこじることで外すことができました。

青丸のレンズは前後逆でも取付けできてしまうので注意が必要です。

赤丸のレンズ再取付けで気づいたのですが、真っすぐ奥まではめ込むと

レンズは中で回転できる隙間があることがわかりました。

ボケボケの理由はこのレンズの取付け方に問題があったようです。

Inkeddsc00011_li 

再組立て後の撮影ではシャープな写りとなりました。

Dsc04760after

 

 

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