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2020年1月 4日 (土)

Nikon NIKKOR-S C Auto 50mm F1.4 ジャンクレンズ分解修理

似たようなレンズもう一本修理してます。

このレンズもジャンクなのですが、

こっちは、ピントリングが空回りしてヘリコイドを動かすことができません。

分解はNIKKOR-Sと同じでした。

ピントリング先端の化粧リングを外します。

Inkeddscf7041_li

化粧リングは、ダイソーさんで買ってきたガラス瓶の蓋に両面テープを貼り

滑り止めとしてリングに合わせて回転させることで外しています。

Inkeddscf7034_li

レンズユニットを押さえているフィルター枠のイモネジを緩めて外します。

(NIKKOR-Sと同じ手順ですが、こちらのイモネジは健在でした)

さらにピントリングを外します。

Inkeddscf7032_li

ピントリングを外した後のヘリコイドを動かしてみましたが特に動きに問題はありませんでした。

しかしながら、赤矢印の部分はヘリコイドの動きと関係なくクルクルと回ってしまい、

スリップしちゃってます。

 

Inkeddscf7036_li

と言うことで、この部分を見てゆくとイモネジがありました。

このネジを締め付けることで赤矢印部分のスリップは解消しました。

Inkeddscf7035_li

ピントリングとヘリコイドの動きを何度か確認してからレンズユニットと鏡筒を組み立てます。

NIKKOR-Sと同様に青丸内と同様に絞り値とレンズユニットの爪を合わせます。

Inkeddscf7038_li

さらに下の写真のレンズユニット側の爪を動かし絞りが最小となる位置に合わせます。

Inkeddscf7039_li 

その後、ふたつの爪が青丸部分にはめ込まれるようレンズユニットを挿入します。

Inkeddscf7033_li

これでふたつのNIKKOR レンズが使えるようになりました。

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