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2020年7月 3日 (金)

SIGMA 12-24mm F4.5-5.6 EX DG ASPHERICAL ジャンクレンズ分解修理

光学系は綺麗だったので買ってみましたが、

AF、MF共に動作しないジャンクで220円でした。

距離環は0.45m 付近から動きません。ピントリングを回してもカラ回りしている感じですので、

どうなっているのか分解してしてみます。

Inkeddscf4001_li6

はじめに前玉外側の化粧リングを外します。

Inkeddscf4005_li2

次にネジ4本を外し、フードを外します。

Inkeddscf23158_li

さらに下図のネジ2本を取り外すとピントリングを取り外すことができました。

ちなみに前玉を赤矢印方向に回すと前玉を取り外すことができましたが、

今回はレンズ清掃ではないのでそのままにしておきます。

Inkeddscf23161_li

ピント調節機構は、レンズ本体側がサンギヤでピントリングがリングギヤとなっているようで、

その間にプラネタリギヤが配置されている機構と思えたので、直接レンズ本体側を手で回してみたところ、

はじめは何か噛み込んでいるのか動かない状態でしたが、何度か動かしているいるうちに動き始めました。

恐らくサンギヤ側の抵抗が大きくなりすぎていたのが原因のようでした。

その後再組立てしましたが、AF/MF共に動作しています。

Dscf23175

無限遠までちゃんと動くようになりました。

ピント機構に遊星ギヤが使われているんですね。

Inkeddscf4006_li7

APS-Cサイズの撮像素子でも12mmの焦点距離はびっくりですね。

Dsc_00362

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