SONY RX100 ジャンクカメラ分解修理 (撮像素子交換)
ニコイチで数年間使って来たRX100ですが、撮影画像に黒い影が写り込んでしまいます。
しかもこの影、ズームすると位置が変わります。
ローパスフィルタに付着したゴミによるものであれば発生位置が変わることが無いと思いますが、
位置が変わるので動いているか、レンズユニット内にある可能性が高いですね。
レンズユニット内であれば取り除くことは困難と思います。
と言うことで早速分解です。
底板、背面カバーのネジを外し、背面カバーを取り外します。
この時2本のフレキシブルケーブルとスピーカーの線に注意です。
幅広のフレキシブルケーブルはコネクタ後端にある黒い部分をケーブル側に90度立てることで
フレキシブルケーブルはフリーとなり引き抜くことが出来ます。
幅の狭いケーブルは引き抜くだけで外れました。
次は撮像素子の取り外しです。
はじめに撮像素子背面の黒いシートを剥がします。
フレキシブルケーブルにも貼られているので慎重に剥がしてゆきます。
剥がすと下に撮像素子を固定しているネジ3本が見えるので取り外します。
これで撮像素子を取り外すことが出来ますが、撮像素子と鏡筒の間にスペーサーが入っているので
無くさないように注意します。
撮像素子を取り外して見ると、後玉と中玉の間にゴミが入ってました。
こうなるとこのレンズユニットは使えませんので撮像素子に問題のある筐体に
撮像素子を移植してしまうことが手っ取り早いですね。
実は部品取り用に壊れている同じカメラ持ってますので、
撮像素子不良のカメラに撮像素子を移植することにしましょう。
移植後、再び黒いカバーを被せてますが、
シワシワですね。
後は再び組み上げて完了です。
これでまた使えるようになりました。
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