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2020年12月14日 (月)

Canon FD 135mm F3.5 S.C. ジャンクレンズ分解修理

HARDOFFさんで880円。

Dscf98641

光学系はきれいだったので買ってみましたが、やっぱりジャンクでした(*_*;

 

絞り羽根が開放の状態から動きません。

 

と言うことでそのままでは使えませんので分解してみます。

 

銘板はゴム製オープナーで外します。

Inkeddscf9862_li2

写真撮り忘れちゃったのですが、下図の青丸部分のネジ3本を外すとフィルター枠が外れます。

この辺りはレンズの製造年によって分解方法が異なるようです。

Inkeddscf9858_li3

続いて絞り羽根のユニットを取り外します。下図左のネジ3本を外すと取り外せますが、

絞り羽根のリンクの位置(下図右)の矢印で示す部品の位置関係を記録してから取り外します。

Inkeddscf9847_li4Inkeddscf9854_li5

取り出した絞りユニットは、下図矢印のスプリングを外しから青丸3本のネジを外すことで分解できました、

この時点でユニットに油が付着していることが見て取れますね。

Inkeddscf9849_li6

分解してみましたが絞り羽根が張り付いちゃってますので、オリンパスEEクリーナーで清掃しました。

Dscf98507

清掃後、動作確認し鏡筒へ再取り付けします。

Dscf98528

FD用マウントアダプターを使い絞り羽根が正常に動作することを確認してみましたが、

ちゃんと動作しているので組み立てます。

Dscf98618

後玉は下図の青丸にカニ目レンチを掛け外しますが、後玉はこのスリーブ(シェード?)で固定されているだけですので

この部品を外してからレンズを立てると後玉が落ちてきてしまい、裏表が分からなくなってしまいますので注意が必要でした。

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