PENTAX K-30 ジャンクカメラ分解修理
2022/11/3 追記
絞りブロックの消磁だけでは、数週間もすると元に戻ってしまうので、
MZ-50から取り出した、アクチュエータ? プランジャー??
どちら呼称が正しいか知りませんが、下図の部品を交換しました。
その後1年以上、再発はありません。
撮影はできますが、撮った写真はめちゃくちゃ暗いです。
絞り値を最小にするとちゃんと写るので絞り羽根制御に障害があるようです。
K-30はこのトラブルが多いようでネット上に症状や修理方法など数多く上がっていました。
てな訳で直せそうなトラブルなので早速分解してみましょう。
まずは外装を固定しているネジを外しカバー類を外します。
下図のラバー下にもネジがあります。
ネットの情報では、障害は下図青丸のパーツで発生するそうです。
バネのかわりに永久磁石を使用したプッシュソレノイドのようで、プランジャーが磁化してしまい、
動作しなくなってしまうそうです。
赤丸のネジを外すとソレノイドを外すことができました。
青丸のプランジャー?アクチュエータ??どちら呼称が正しいか知りませんが、
引き抜きます。
こんなパーツです。
ここから先の修理方法はいろいろあるようですね。
私は磁化しているのであればデマグネタイザーを使用してデガウスするのが良いかな。と思い、
下図のツールを使用してデガウスしてから再取り付けしました。
近くの竹林を撮影してみましたがちゃんと撮れるようになりました。
ネットで修理方法を上げられている方々は凄いスキルをお持ちですね。
脱帽です。
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