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2021年2月24日 (水)

MINOLTA MC TELE ROKKOR-QD 135mm F3.5 ジャンクレンズ分解修理

カビと汚れの酷いレンズでHARDOFFさんで330円でした。

Dscf79226

この頃のMC ROKKORレンズは、めちゃくちゃ柔らかいコーティングを使用していて、

うかつにシルボン紙で拭くと一瞬で無数の傷が付きすりガラス状になってしまいまい、

使用不能となってしまいますね。私は過去に何回かやらかしてます。(*_*;

分解は簡単でした。化粧リングは反時計回りに回すと外れます。

Inkeddscf7915_li1

次に青丸にカニ目レンチを掛けて反時計回りに回すと前群レンズユニットが外れました。

赤丸にレンチを掛けて回すと前玉を外すことが出来ました。

分解とは別に黄色で囲まれた部分を見ると、前玉前面を清掃したにも関らず、何やら汚れが残っています。

これ、よく見ると裏側ですね。そしてこの前玉の裏側こそ問題のコーティングが施工されています。

こうなると、このまま放置するか、拭くかの選択でしかありませんね。

Inkeddscf7916_li2

Inkeddscf7917_li3

コーティングを残したければそのまま使用しますが、私はコーティングが剥がれても気にしないので

酸化セリウム配合のガラス磨き(下の写真)を使用してコーティングを剥がしてしまいました。

使い方は少量レンズに付けて軽く付属のスポンジで擦るとシルボン紙で付いた無数の傷はすぐにコーティングと共にに消え去りました。

Dscf79237

この他、絞り羽根に油が回って不動状態であったのでパーツクリーナーで洗浄してから組み上げました。

Dscf79195

 

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