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2021年12月26日 (日)

MINOLTA MC W.ROKKOR-SG 28mm F3.5 ジャンクレンズ分解修理

カメラのキタムラさんで500円でした。

絞り羽根前後のレンズ面に汚れと、

前玉から2枚目のレンズ面に鱗のような汚れが見えますが、

買ってみました。

Dscf80751

 

先ずは後群レンズユニットから分解します。

ネジ3本を外してシェードを取り外します。

Inkeddscf8077_li3

 

次に外側のリングを反時計方向に回して後群レンズユニットを取り外します。

Inkeddscf8078_li4

 

続いて化粧リングを反時計方向に回して取り外します。

Inkeddscf8075_li2

 

矢印部分のリングを反時計方向に回すと前群レンズユニットを取り外すことが出来ました。

Inkeddscf8080_li5

 

前玉押さえリングを反時計方向に回して取り外し、前玉を取り外します。

Inkeddscf8081_li6

 

2枚目のレンズユニットを反時計方向に回して取り外します。

Inkeddscf8092_li9_20211226105701

 

ここでやらかしてしまいました。

この2枚目のレンズ、前面が、、アクロマチックコーティングだったのです。

そして、鱗状の汚れはこのコーティング上でした。

ちなみにこのコーティングは非常に柔らかいもので、ペーパーで拭くだけで

キズだらけになってしまいます。

Dscf808610

 

こうなるとコーティングを剥がすしかありませんね。

クルマで使用しているシリコン被膜落とし(酸化セリウム)で軽く磨きます。

Dscf809011

 

コーティングと拭き傷は綺麗さっぱり落ちました。

Dscf808912

 

と言うことで赤丸のレンズには要注意です。

Inkeddscf8091_li14

 

コーティングを落としてしまうと画質に影響があるか?ですが、

あったものが無くなっているのであるのでしょうけど、

撮影してみても良く分からないですね。

購入時の程度にもよりますが、それよりも各レンズ面の汚れを落とした分の画質改善効果のほうが大きい気がします。

Dsc0682715

 

 

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