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2022年1月25日 (火)

TAMRON SP BBAR MC 60-300mm F3.3-5.4 (23A) ジャンクレンズ分解修理

カメラのキタムラさんで1本330円で、2本売ってました。

どちらもカビと汚れが酷いので、

まぁ、2本買って1本まともになればいいかぁ。と思い、買ってみました。

よく見ると、絞り環の文字フォントが少し違う気もしますね。

Dscf00151

 

先ずは前側から分解してみました。

青丸にカニ目レンチを掛けて反時計方向に回すと前群レンズユニットが外れ、

赤丸にカニ目レンチを掛けて回すと前玉を外すことが出来ました。

Inkeddscf9961_li2

 

続いて青丸の穴にカニ目レンチを掛けて反時計方向に回すと2群目のレンズユニットを

取り外すことができ、赤矢印部分のリングを回すと2群目のレンズのみを外すことが出来ました。

Inkeddscf9962_li3

 

さらに、ちょっと奥まってますが、カニ目レンチを青丸部分に掛けて

反時計方向に回すと3群目のレンズを取り外すことが出来ました。

私には前側から、これ以上のレンズを外すことが出来ませんでした。

Inkeddscf9965_li4

 

続いて後部レンズユニットを分解しました。

初めに鏡胴周囲の青丸部分のネジ4本を外しました。

Inkeddscf0013_li5

 

次に青丸の奥まったネジ、周囲3本を緩めました。

Inkeddscf0011_li6

 

この状態でレンズ後部の青部分の筒を反時計方向に回し、

後部レンズユニットを取り外しました。

Inkeddscf0012_li7

 

後群レンズユニットを取り外すと、もう一枚、奥のレンズを取り外すことが出来ました。

Inkeddscf0007_li8

 

再組立て後に無限遠の調整をしました。

後群レンズユニットを固定している青丸のネジ3本を再度緩めます。

Inkeddscf0011_li6

 

 

後群レンズユニットを回して無限遠の被写体にテレ端、ワイド端の両端でピントが合うように調整します。

私は後群レンズユニットを一番奥までねじ込んでから、反時計回りに回して無限遠が出る位置を探して固定しました。

Inkeddscf0012_li2

 

開放で撮影してもワイド端、テレ端共にシャープな写りですね。

Dsc09887

Dsc09889

 

 

2本のレンズ、共に汚れとカビを清掃することが出来ました。

週末にでも使ってみるべ。

 

 

 

 

 

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