SONY Cyber-shot DSC-RX100 ジャンクカメラ分解修理 (使えるようにしてみた）

カメラのキタムラさんで550円でした。

見たところ大きなキズや打痕も無いので買ってみました。

基盤のグランド不良であれば簡単に直るかな。

と思いましたが、そう簡単では無かったですね。

分解は簡単です。底面のネジすべてと左右側面のネジ、2本づつを外します。

背面カバーを、スピーカーケーブル、液晶とダイヤルからフレキシブルケーブルに注意して下図のように開きます。

液晶からのフレキシブルケーブルのコネクタは黒い爪を90度起こしてから外します（青丸）

ダイヤルからのフレキシブルケーブルは引き抜くだけです（赤丸）

今回は基盤を固定しているネジ２本を締め直しても障害は復旧せずで、

あれこれいじってみると、どうも電源を入れた際、レンズが繰り出さないのが主原因のようで、

駆動モーターを取り外してからレンズを手で動かしてみるも、ビクともしません(*_*;

こうなると、さらにレンズユニットを分解するか、レンズユニットをそっくり交換するかですが、

今回は以前部品取りにした２台のうち１台から、正常に動作するレンズユニットに、

この個体の撮像素子を取付けることにしました。

レンズユニットは下図青丸のネジを外し、基盤を少し浮かせ、

赤丸に接続されているフレキシブルケーブルを取り外してから、

引き上げて筐体から取り外しました。

再組立て後、電源を入れてみると、

レンズ、本体共に正常に動作するようになりました。

RX100が２台となりました。