« Carenar 135mm F2.8 ジャンクレンズ分解修理 | トップページ | E-LUCKY 6 ELEMENTS 50mm F2.8 ジャンクレンズ分解修理 »

2022年6月12日 (日)

KINO PRECISION KIRON 28-70mm F3,5-4.5 ジャンクレンズ分解修理

HARDOFFさんで550円でした。

ピントリングはスカスカ、中玉の白い汚れが酷い状態で絞り羽根も動きません。

Dscf98741

 

とりあえず分解してどこまで復旧できるかやってみます。

先ずはピントリングのゴムローレットを外し、ネジを取り外しました。

Inkeddscf9870_li2

 

ピントリングを最短距離方向に回して、鏡筒から外れた位置を記録して

前群レンズユニットを取り外しました。

Inkeddscf9871_li3

 

絞り羽根は油脂による固着でしたので、パーツクリーナーで清掃。

絞り羽根後ろ側のレンズ面も酷く汚れていたので清掃後、

ヘリコイドをグリスアップして再組立てしました。

Dscf98726

 

後群レンズはカニ目レンチを使いレンズ押さえを取り外すと、

はまっているだけのレンズ3枚を取り外すことが出来ました。

Dscf98754

 

マウントを取り外すともう少し分解できるかと思い、

取り外してみましたが、清掃が必要なレンズ面はすべて清掃できたので、

見なかったことにして元にもどしました(^-^;

何故か、ここから見えるレンズ面が酷く汚れてますね。

Dscf98695

 

再組立て後、テスト撮影してみました。

テレ端(70mm)側、絞り F5.6

Dsc004297

F4.5 開放

Dsc004286

おそらくこのレンズの生まれ故郷であろう旧玉川村周辺に行く際には持って行くべ。

« Carenar 135mm F2.8 ジャンクレンズ分解修理 | トップページ | E-LUCKY 6 ELEMENTS 50mm F2.8 ジャンクレンズ分解修理 »

ジャンクカメラ、ジャンクレンズ」カテゴリの記事

ジャンクカメラ、レンズ分解修理編」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« Carenar 135mm F2.8 ジャンクレンズ分解修理 | トップページ | E-LUCKY 6 ELEMENTS 50mm F2.8 ジャンクレンズ分解修理 »