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2023年6月24日 (土)

MINOLTA MC TELE ROKKOR-QD 135mm F3.5 ジャンクレンズ分解修理

もう買わないレンズとして、見かけてもスルーしてましたが、

HARDOFFさんで550円、絞り環不動、レンズ内汚れとカビが酷い状態でしたので、

不憫に思い買ってみました。

Dscf87081

Dscf87102

Dscf87113

 

分解は簡単です。

銘板を反時計方向に回して取り外し、

ネジ3本で固定されているレンズ前部分の化粧カバーを取り外します。

前群レンズユニットは反時計方向に回すと取り外すことができ、

後玉は、ネジ3本で固定されているシェードを取り外してから

反時計方向に回して取り外します。

このレンズは一枚目裏側のアクロマチックコーティングに

カビと汚れは無かったのでコーティングを傷つける心配はありませんでした。

Dscf87165

 

絞り羽根に油脂が付着しているのでパーツクリーナーで清掃します。

Dscf87124

 

続いて、絞り環が動かない問題を調べてみます。

いろいろと分解しすぎて再組立てに戸惑いまどいましたが、

赤丸部分に大きな打痕があり、よく見ると絞り環が変形し、

鏡胴側に接触しているのが原因のようで、絞り環の歪みを

修正することで直すことが出来ました。

Inkeddscf87177

 

Dscf87188

Dscf87219

 

組立て後、テスト撮影してみました。

 

絞り開放:

Dsc04890

 

シャープな写りですね。

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