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2024年4月 8日 (月)

CANON LENS FD 135mm F3.5 S.C ジャンクレンズ分解修理

カメラのキタムラさんで1,100円でした。

レンズ内部を覗いてみてもカビは見当たらず、

絞り羽根前後のレンズ面に塵が少し見えるくらいでしたので買ってみました。

これまで数本同じレンズを持っていますが、程度は一番良さそうです。

Dscf98581

 

値段は最近のジャンクレンズ価格にしては安い理由が良く分からずのまま、

分解清掃しています。絞り羽根の動作も、油脂類の付着もありません。

絞り羽根前後のレンズ面清掃の分解は簡単です。

銘板を反時計方向に回して取り外します。

次に銘板下の小ねじ3本を取り外すとフィルター枠を取り外すことができます。

Dscf98492

 

前群レンズユニットは落とし込まれているだけですので引き上げるだけです。

Dscf98513

 

これで清掃完了です。

Dscf98524

 

組立て後、撮影に持ち出そうしてフィルターを取り付けようとしたところ、

ジャンクの意味が分かりました。

フィルター枠に凹みがあり、そのままではフィルターを取り付けることが出来ません。

これがジャンクの理由だった訳ですね。

再度フィルター枠を取り外し、木片を加工して内側に曲がった部分を少しづつ打ち返し、

その後レンズ万力(以前ネットで買ったもの)を使い、さらに修正しました。

折れ曲がった根本部分は薄く伸びてしまっているので、完全にもとには戻りませんが、

フィルターは難なく取り付けることができるようにはなりました。

Dscf98595

 

チャートを撮影してみましたが、特に片ボケは無さそうなので

問題なく使えそうです。

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